OCT/2016
先日、チャイナエアラインからメールが届きました。
何かなと思いましたら、DFP(ダイナスティーフライヤープログラム)の変更です。
まだあまりアップできてませんが、このブログにおいて、飛行機ネタとしてはチャイナエアラインでの搭乗をメインとして(今のところ)取り扱う予定ですので、重要性の高いものとしてアップさせていただきます。
変更事項を見てると、いい変更もあったのですが、やはり悪い変更のほうが与える影響というかダメージが大きいです。
拙い英語力、そして DFP 初心者ですから、間違いが多いかもしれませんが、寛容にお願いいたします。
1.メンバーにとっていい変更
(1)資格更新に伴うギフトマイル
パラゴン会員とエメラルド会員がその資格を更新した場合には、それぞれ次のマイルがプレゼントされることになります。
・パラゴン会員...15,000マイル
・エメラルド会員...9,000マイル
おそらくこの制度は新設されたもようです。
従来からパラゴン会員にアップグレードした場合には、10,000マイルをプレゼントするという制度はありましたが、資格更新でマイルプレゼントという制度はなかったと思います。
(2)パラゴン会員へのアップグレードオファーの譲渡制限の緩和
前述のパラゴン会員へのアップグレードの際に与えられるギフトマイルについて、本人以外も使えるようになるという内容だと思います。
パラゴン会員は自分には関係ないものと考えてますので、個人的にはどうでもいい変更です。
2.メンバーにとって悪い変更
スカイチーム各社利用時におけるトリップカウント数について変更されます。
従来よりもトリップカウント数がかなり低く変更されるようです。
VN の場合で確認してみましょう。
これが現在のマイル加算率及びトリップカウントのチャート。
ビジネスクラスならば 1.5 トリップ、マイル加算運賃のエコノミークラスならば1トリップがカウントされていました。
これが2017年01月01日からは、次のように変更されます。
ビジネスクラスでも1トリップ、エコノミークラスだとよくて 0.5 トリップ。おそらく通常よく利用する割引エコノミークラスだと0トリップとなってしまいます。
「げっ!」
これだと VN ビジネスに乗っても、CI エコノミーと同じトリップカウントになります。
VN ビジネス=CI エコノミーという式になるということ。
「んな、殺生やで。CI はん。」
VN ビジネスがたいへん魅力的なものですから、これを利用して DFP に加算していこうと思っていたのですが、その目論見は早くも崩れてしまうことになりました。
「あまり魅力的でないビジネスクラスしか提供できていないチャイナエアのくせに、なんだこの変更は!囲い込みをしたければやらなければいけないことをきちんとやってからにしろ!」
「なんなら VN のロータスマイルに乗り換えるぞ!」
などと、憤りの声があちこちから上がり、困惑しきった CI が再考するというシナリオを期待したいところですが、そんなの無理でしょうね。
ただこの変更はあくまでトリップカウント数の変更であって、獲得マイル数の変更ではありません。
この変更から見えてくることは「スカイチーム他社を利用する(CI を利用せずに)ときに、マイルの加算は同一アライアンスの誼として認めるけど、CI のステータス取得(CI への忠誠心)の判断材料としてはあまり考慮しないよ。」というところでしょうか。
というのも、CI の上級会員ステータスの取得方法として獲得マイル数による取得方法もあるとはいえ、おそらく最も容易な取得方法はトリップカウント数によるものだと思われるからです。だから獲得マイル数にはメスを入れずに、獲得トリップカウント数だけにメスを入れれば十分に効果的だと判断したのではないかと思うのです。
CI を乗り続ければいいのですが、やはり時には違う航空会社も試してみたいというものです。特に東南アジアには、VN、GA という魅力的なスカイチーム所属航空会社があります。アエロフロートで久々に欧州へも出かけてみようかとも考えていたところです。
少し本気で考えてみましょうか。ロータスマイルへの乗り換え。